概要
工芸、染色、音。ジャンルを超えた空間展示
このたびTHE POOLにて2025年4月29日(火)から5月11日(日)まで、アーティストの福田惠、遠藤薫、山本愛子による展覧会「Annual vol.2 -Echoes of Emergence-」を開催いたします。
本展は、「紡ぐ」「つなぎ直すこと」「継承」などのキーワードを軸に、工芸、音、テキスタイルなどの作品で構成されるインスタレーションとなります。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
広島市中区にある築60年の木造アパートの一室を改修したアートスペースです。領域横断的な企画展・イベントやプロジェクトを実施し、ひらかれたアートの実践・批評の場として芸術文化のプラットフォームを目指しています。
福田惠(ふくだ めぐみ)
広島市立大学大学院芸術学研究科修了。ハノーバー専科大学にて藤原信氏、ベルリン芸術大学にてレベッカ・ホルン氏に師事。在独12年を経て2016年に帰国後、安田女子大学家政学部造形デザイン学科専任講師(現職)。日本、ドイツ、アメリカ、台湾など、国内外での個展、グループ展、レジデンス招聘多数。近年では、広島の歴史を背景に、未来の文化的土壌から現代に生きる私たちの人生をどのように豊かに形成でき得るのかという問いから、様々な専門家が交錯するための異分野間プラットフォームとして、コレクティブ「イエロー・リバー・カレッジ」を主催している。近年の主な展覧会に「瀬戸内国際芸術祭2025」(旧坂出市立瀬居中学校、香川、2025)「流転のなりゆき」(カスヤの森現代美術館、神奈川、2023)、「一日は、朝陽と共に始まり、夕陽と共に終わる」(SLAP、福山、2023)、「Each Day Begins with the Sun Rising」(ベントン美術館、アメリカ、2022)がある。
遠藤薫(えんどう かおり)
沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。2016年志村ふくみ主宰アルスシムラ卒業。沖縄や東北をはじめ国内外で、その地に根ざした工芸と歴史を基盤に、生沖縄や東北をはじめ国内外で、その地に根ざした工芸と歴史を基盤に、生活と密接な関係にある社会的、政治的な関係性を紐解く。
主に工芸技法を用いて「工芸」の拡張を試みる。その作品形態は、雑巾や落下傘、船の帆を含む舟そのもの、ガラスや陶芸など多岐にわたる。
近年、無意識の形に触れるべく、自身の夢から得た作品制作のアプローチがある。近年の主な展覧会に「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」(下瀬美術館、広島、2025)、「国際芸術祭あいち2022」(一ノ宮市豊島記念資料館、愛知、2022)、「Osaka Directory3 遠藤薫『重力と虹霓ー南波照間島について』」(大阪中之島美術館、大阪、2023)、「美術の中のかたちー手で見る造形 遠藤薫『眼と球』」(兵庫県立美術館、兵庫、2023)がある。
山本愛子(やまもと あいこ)
東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了(2017)。ポーラ美術振興財団在外研修員として中国にて研修(2019)。 自然環境と人間の関係性をテーマに、主に染色技術を用いた作品を制作。アジアを中心に国内外でフィールドリサーチや滞在制作を行い、土地に根ざした自然の記憶と人の営みが交差する痕跡や風景を可視化する。自然と人工、可視と不可視のあわいを探求し、布という媒体を通じてその揺らぎを掬い上げることを試みる。近年の主な展覧会に「Symbiosis -回遊する色- 」(iroherb、山口、2024 )、「Breathing Colors -呼吸する色-」( KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS、広島、2024)、「SENSE ISLAND/LAND 感覚の島と感覚の地 2024 」( 観音崎公園、 神奈川 、2024 ) 「一抹山水 」( 洪根深美術館 、台湾、2024 )がある。